６月頃から湿気も気温も高くなり、肌表面の皮脂分泌が盛んになることによってべたついた状態の肌は、十分に潤いが足りていると勘違いしがち。しかし、ずっと除湿や冷房をきかせていると、どんどん乾燥が進み、自覚のないままに肌内部の乾燥が進行し、気が付けばインナードライ肌に！

実は汗も放置していると肌トラブルを招きます。汗をかくと角質層が吸収した汗の水分で膨張し、ふやけた状態になります。ここから水分が急速に蒸発することで角質層の構造を壊し、バリア機能の低下につながります。野外で汗をかき、室内に戻りエアコンで一気に蒸発というサイクルを切り返すことで肌が水分を保てなくなり、乾燥やニキビか深刻化する原因も。

梅雨の時期は太陽が雲に隠れて見えないことも多いですが、実は、曇り空でも紫外線は降り注いでいます。薄い雲の場合、紫外線のなんと80％以上が通貨して地上に降り注いでいるのです！紫外線を浴びると、肌を守ろうと角質が厚く硬くなります。すると厚く硬くなった角質で毛穴が塞がってニキビができやすくなります。また、紫外線によって肌の水分が蒸発し、バリ機能が低下することで、肌の潤いが保てなくなり肌乾燥などのトラブルの原因に。